1月のキウイ棚


 
年の最初の手入れは剪定である。
 古くなって元気な枝が出なくなった枝や細過ぎる枝から良い結果枝は出ないので、これらを切り落とします。前年の結果枝の場合でも・新枝の場合でも枝の太さが、巻きタバコ程度の太さで2芽・それより細いものは1芽・一番太いものでも5芽を残す程度にして剪定しております。
 そして枝の祖密度を見計らい、又芽の位置で枝の伸びる方向をも予想しながら誘引し、棚などに結束します。
 この剪定の時期が遅れると切り口から樹液が吹き出てなかなか止まらないこともあるので、出来るだけ寒中にすることにし暖かそうな日を選んでやっておりますが、春になって芽の伸びだす様を思い描きながらの、楽しみの持てる作業でもあります。

剪 定 前
剪 定 前
剪 定 後
剪 定 後
剪定した枝と誘引・結束
剪定した枝

20年の剪定


 天気予報によると 2,3日の間は 暖かそうな予報なので、1月7日午後 重い腰を上げ 俄に 二階ベランダ上の棚から始めましたが、直ぐに日没になってしまったので 翌8日の午前一杯まで掛かってしまいました。
 
仕事場上の棚は 8日の午後と 翌9日の午前一杯まで掛かりました。

 昨年の収穫は 例年の3分の2と減収 その上果実の粒も小さいものが多かったため、更に減収となることも覚悟の上で 
好ましい結果枝の期待出来ない枝や 古い枝は、付根から鋸などで切り落すなど 思い切った強剪定を実行しました。

 加齢は 身体に次第に応えていますが、特製の脚立(写真)を屋根の上に立て これに登って頑張りました。


今年の選定状況

ベランダ上の棚




仕事場上の棚




脚立 と 鈎棒

屋根の傾斜に合わせ
脚の片方をカットしました




立掛けたのは手の届き難い枝を引き寄せる鈎棒


左の棒の先端の鈎部分




キウイ棚のトップに戻る      2月のキウイ棚へ